製造工程
原質
原質とは古紙原料に含まれる異物を精選除去し、古紙パルプを製造する工程です。
パルパー
原料(古紙)を溶解します(水を加えてドロドロにします)。
スクリーン
原料を除塵します(機械に通してゴミを取ります)。
ハイドラフレーカー:離解
溶けにくいものを繊維状にします。
シックナー:洗浄・濃縮
原料を洗い濃縮させて原料濃度を安定させます。
リファイナー:叩解
繊維の長さを調整します。
抄紙
抄紙とは精選された古紙パルプから段ボールライナーを製造する工程です。
スクリーン
ゴミなどを取り除きます。
バット:紙層形成
原料をためたバットの中に入れ丸い筒状のアミに載せます。
プレス:脱水
毛布に載った原料をロールとロールの間に通し水を絞り出します。
ヤンキードライヤー・アフタードライヤー:乾燥
ドライヤーで紙を乾かします。
キャレンダー:平滑
表面を平らにツルツルにして印刷がよく載るようにします。
欠点検出器・BM計:検査
水分、厚み、坪量を計測しゴミや異物がないか検査します。
ポープリール:巻取り
ロールにいったん巻き取ります。