環境への取り組み
環境に関しまして、弊社では下記のような取り組みを実施しております。
古紙や非木材パルプによる環境への取り組み
弊社の白・色ライナーの原料はほとんどが古紙から成ります。弊社の古紙原料の使用に特化した技術を活かし、古紙配合率100%の製袋原紙を抄造することも可能です。 また非木材パルプを原料の一部として抄き込むことで、木材使用量を抑えた優しい紙を生産すると同時に、梱包する商品の広告を兼ねることも可能です。弊社ではこれまでに環境紙として「麦のもみがら」や「使用済み茶がら」、「玉ねぎの皮」などを混抄した実績があります。詳細は製品紹介ページの「製袋原紙」並びに「環境紙」の項をご確認ください。
FSC(R)森林認証
上記の古紙や非木材パルプと組み合わせることで、環境に配慮した製品のアピールが可能になります。
認証番号:SGSHK-COC-011593
ライセンス番号:FSC-C123159
初回認証発行日:2014-11-05
排水処理
弊社はカラー原紙を製造する際に、表層を染料で着色しますが、次の3点に留意して排水を処理しています。
①染料に関しましては各メーカーから安全データーシート(MSDS)を取り寄せ、安全を確認の上、使用しています。
②白山市、石川県等の定期的な水質検査(SS、BOD)を受け、かつ、弊社で自主検査も定期的におこない、水質基準を満たしております。
③排水は、新規設置した加圧浮上装置、オゾン式脱色装置を経由し、沈殿槽で浄化処理したものを排水しております。
1, 加圧浮上処理装置
排水中に微細な気泡を混合して、着色成分を浮上させ、分離除去する装置。
2,旋回噴流式オゾン排水処理システム
排水へオゾンガスを旋回噴流により混和させ、色度を低減させる装置。
3,沈殿槽
直径29m、容量2,000tの沈降槽。排水内の浮遊物質を自然沈降させ分離除去する装置。
今後とも市や県や行政と相談の上、排水処理をより一層充実させてまいります。
再生エネルギーの採用
太陽光発電
現在注目される「環境経営」の一環として、弊社も平成25年4月1日より太陽光発電に取り組んでおります。1,348坪の敷地に1,652枚のパネルを並べ、予想発電量407千kwh/年の発電システムを設置しました。この発電により年間約145tの温室効果ガス削減を見込んでおります。 ※太陽光発電運転の状況がリアルタイムに確認できます。→太陽光発電計測モニタ
木質バイオマスボイラー
弊社の紙を生産する時には、紙を乾かす為に熱源=蒸気を必要とし、そのために従来は重油を燃料とした貫流ボイラーを使用していました。
木質バイオマスボイラーは、燃料に重油などの化石燃料を使用せず、住宅廃材の木質チップを燃料として使用しているため、二酸化炭素排出の削減に大きく寄与しています。その他ボイラー内に残った灰はセメントの材料として再利用したりしています。
従業員による古紙回収活動
弊社では従業員1人1人が環境への意識を強く持ち、積極的に環境活動への取り組みを進めています。事務作業でよく使用するコピー用紙はもちろんのこと、禁忌品を取り除いた段ボールや、家庭から発生する雑誌・新聞紙などは古紙として再利用します。
海岸清掃ボランティア
弊社では年2回海岸清掃ボランティアに参加しています。自主参加ですが、毎回ほとんどの社員が参加しております。地元の方と共に清掃に励むことで、環境保全の大切さを身をもって学んでいます。
「クリーン・ビーチいしかわinはくさん」徳光海岸
とき | 2024年5月25日(土)8:00~9:00 |
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ところ | 白山市松任徳光海岸CCZ |
白山市内一斉「海岸美化清掃」
とき | 2024年6月23日(日)6:00〜7:00 |
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ところ | 白山市 美川〜松任徳光海岸付近(当社付近の海岸周辺) |
海岸美化清掃の中止について
白山市のホームページより、6月23日(日曜日)午前6時より実施を予定しておりました海岸美化清掃は、当日大雨が予想されることから参加者の安全を考慮し中止とさせていただきます。
なお、天候が回復した場合でも、ごみ袋の配布などは行いませんのでご注意いただきますようお願いいたします。
お問い合わせ
お気軽にお問い合わせください。
TEL 076-276-5551
FAX 076-276-7135
アクセス
石川県白山市相川新町718番地 [地図]